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お茶のはなし

皆さん、お茶の規格ってご存じでしょうか?

僕はつい最近まで全然知りませんでした。

ただ、以前から「同じお茶なのに、なぜこんなにも値段が違うのだろう?」位は思っていました。

お茶屋さんに聞くと、収穫時期と加工精度の違いだそうです。

お茶は一般的に立春(節分の翌日2月4日)から数えて88日目の日(八十八夜)が一番美味しい時期だとされています。ちょうど、ゴールデンウィークの入口あたりです。

このころの新芽はまだ小さく、発芽仕立てなので、一番香りが高いとされています。

しかし、芽が出たばかりの為、葉が小さく、同じ面積を収穫しても、取れる量は少ないのです。生産者の方は、面積当たりで売り上げ金額の予定を立てるので、収穫量が少なければ、当然パック当たりの単価が上がってしまうわけです。

八十八夜から日を追うごとに葉は成長するので、大きくなり収穫量は上がりますが、葉は徐々に硬くなっていきます。面積当たりの収穫量は増えるため、パック単価は低くなります。


また、年に何回収穫するかにもよります。狭山茶は大体、年に一度しか収穫しないところが多いです。年に複数回収穫すれば、単価を抑えられるのですが、狭山茶は栽培面積と量では他の産地に負けてしまいますので、味を重視して年に一度しか収穫しないところが多いのです。


また、製茶する加工具合によっても価格は変わります。ほぼ収穫したままを加工する荒茶や茶の茎が混ざっている茎茶などは安く、きめ細かい、柔らかい茶葉のみを加工する高級煎茶などは価格が上がります。


良く調べてみると、お茶にも色々な規格があるのに気づき面白いです。また、茶葉によっても美味しいと感じるお湯の温度も変わります。

いいお茶なら、自分の好きな味のお湯の温度を探してみるのも、面白いかも知れません。

(お茶の温度は60℃~80℃が良いと言われています。僕は60℃位なのが好きなのですが、なかなか60℃まで冷めすのが待ちきれなく、80℃位の熱いお湯を入れてしまいます・・・

ゆったりとした気持ちでお茶を愉しむ余裕を持ちたいものです・・・・)


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